原田のゴミタメ。

私が語ることは、すべて接頭に「私にとって」が与えられねばならない。我儘で、自分勝手で、醜く幼い私の誇大妄想。私的な論理の飛躍は決して万人に敷衍されてはならないが、万人が私の妄想を否定したとき、もはや私には生きる必要がないと思われる。せつに、そう思うのである。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

悪。

悪とはなんだ? 悪とは闇だ。希望の闇だ。 薄暗がりで蹲る、傷ついた人間を包み込む、希望の闇だ。 そのままでいいんだよ。と。変わらなくても、苦しまなくてもいいんだよ。と。 一切を、ありのままを包み込む、希望の闇だ。 歪なものも、醜いものも、弱く劣…

妄言醜

妄言的な思い付きの置き場。 思いついたら書き足してゆきます。 作品と作者は切り離して考えねばならない。 およそ創作物は100%の嘘八百であるということを、常に自覚しなければならない。 そうしないと、心がもたない。 25/07/2020 いかに不健全なものであ…

願い。

モラルや道徳を語る人間は、徹底的に、殺さなければならない。 私は、一つの誠実さでもって、これを真に確信する。 道徳、あの幾人もの夢を、人生を、かけがえのないものを、したり顔で、問答無用で踏みにじった、最大級の悪徳! 健全、呪いのように価値観に…

ねがい。

世界が、すべて私だけを慮ってくれたら、どんなに良いだろう! どんなに素晴らしいだろう! どんなにおもしろいだろう! 鬱的な、苦しい、違和感のただなかで、ただただこう思う。 よくばっちゃいけないんだと、教わった。 みんなにやさしくしなさい、ひとを…

悪魔。

悪魔。 「本は酒のようなものです。いけるひとと、いけないひとがいる。得られる感覚は天に昇るようであったりしますが、きっちり害毒であったりする。体力や時間の浪費については、言うまでもないでしょう。ああ、あと、依存性もありますね」「『本は心の栄…

醜人アグリウスの転落

醜人アグリウスの転落 憎むべき醜人アグリウスは言わずもがな、孤独である。それは醜き罪人には当然の仕打ちであり、誰も彼を顧みることはなかった。罪、それは醜いこと。彼は人並みに苦しみ、人並みに絶望し、人並みに腐った。そう思いたかったし、そう思っ…

孤独者ロネリネスの見聞

孤独者ロネリネスの見聞 我らが孤独者ロネリネスは、名前の通り孤独である。 彼は人並みに孤独に苦しみ、人並みに絶望し、人並みに腐った。 ある心地の良い晴れ空の日、彼は正装―おなじみの小綺麗なスーツ―でもって往来に出た。気晴らしの散歩というか、彼が…

無題。

「『課題のせいで好きな勉強をやる時間がねえ!』って言いながら、そのくせ課題終わったらゲームやったりすること、あるじゃないですか」 「へえ、そうなんですか」 「あれにイチャモンつけてくる人に対する返しとして、『貴方は水も飲まずに砂漠を横断する…

頑張るしかない。救いは、無い。

頑張るしかないじゃないか。 他者なんて関係ない、あいつらはみんなで集まって、和気藹々と頑張っているが、それができないぼくは独りで頑張るしかないじゃないか。 みんな間違っているような眼でこっちを見てくるけど、頑張るしかないじゃないか。 みんな頑…