原田のゴミタメ。

私が語ることは、すべて接頭に「私にとって」が与えられねばならない。我儘で、自分勝手で、醜く幼い私の誇大妄想。私的な論理の飛躍は決して万人に敷衍されてはならないが、万人が私の妄想を否定したとき、もはや私には生きる必要がないと思われる。せつに、そう思うのである。

願い。

モラルや道徳を語る人間は、徹底的に、殺さなければならない。

 

私は、一つの誠実さでもって、これを真に確信する。

 

道徳、あの幾人もの夢を、人生を、かけがえのないものを、したり顔で、問答無用で踏みにじった、最大級の悪徳!

 

健全、呪いのように価値観にこびりつく、抑圧と、差別の根源、大量殺戮者!

 

あらゆる道徳や健全は、本質的に、詐欺にほかならない!

 

だますことが、ひとをだまして、不幸にするのが、こいつらの本業だ!

 

考えてみたまえ!

 

これほど、何よりも建前じみていて、しかし平然と支持される怪物が、他に居るか!

 

それを振りかざして、大量の人間を殺しておきながら、いつも責められずにふんぞり返っている暗君が、ほかにあるか!

 

許してはならない。あの白々しい嗤い顔を、八つ裂きにして、火にくべなければならない!

 

「わるもの」を設定するのは、いつだって、道徳だ!健全だ!

 

「悪魔」を踏みにじって、いじめて、殺して、それで嗤っているのはいつだって健全なゴミ共だ!

 

殺せっ!慈悲はないっ!

 

純粋な願いを踏みにじる、諸悪の根源を、蹴り倒し、踏み倒し、殴り殺せ!

 

道徳によって貶された、殺された、夥しい、あふれんばかりの人間の、尊き、輝く願いの鉄槌を、今こそ健全の顔面に、嗤い顔に、打ち込むのだ!