原田のゴミタメ。

私が語ることは、すべて接頭に「私にとって」が与えられねばならない。我儘で、自分勝手で、醜く幼い私の誇大妄想。私的な論理の飛躍は決して万人に敷衍されてはならないが、万人が私の妄想を否定したとき、もはや私には生きる必要がないと思われる。せつに、そう思うのである。

2024-01-01から1年間の記事一覧

Technocracy

モラリストどもは揶揄を続けた。夥しい数の作家、学者、人文主義者、知識人がそれに続いた。山のような罵倒の文句が生産され、豪雨のような風刺画が世に溢れた。表現は皮肉が激烈になるほどに研ぎ澄まされ、批評は人を刺し貫くほどになって賞賛された。尽き…