先日、俗に言う整髪料とやらを買ったんですよ。
なんとなく、というか生理的に今の髪型が醜くて醜くて嫌ですからね。
床屋に行ったところで、また床屋の鏡に踊らされて、帰った後に泣くだけですからね。
一事が万事ダサいですからね。
まあ、なんだ。とりあえず「整髪料 おすすめ」とかで検索して、良さげなのをピックアップして(この時点で種々の美男子がいっぱい視界に入ってきて苦痛だったんだけども)、ドラッグストアで売ってるやつだったんで、書店に行ったついでに買って帰ったんですよ。
買うことすら、つまりはみすぼらしい醜人が整髪料をカウンターに持っていくことすら死ぬほどみっともなかったんだけれど、恥を忍んで整髪料を得たわけだ。
で道中、あんな髪型やこんな髪型、整髪料さえ得てしまえばこっちのもんだ、少しは自己肯定感も上がるだろうと、ようは期待しながら帰ったわけだね。
わかりますね。
つまりは「期待」した時点で、もう結末は決まってしまったわけです。
帰って、鏡の前で、言うことを聞かない髪の毛に整髪料をつけてやったわけです(もちろん使用法は熟読しましたよ。ドキドキワクワクしながらね)。
何が整髪料だ。
期待した自分がバカだった。
そもそも醜人如きが整髪料とやらで救われることが間違いなんだ。幻想なんだ。
ゴミみたいに醜かったね。
死ね。
美容院だっけ?
なんだか最近皆して行くことをアピールしているやつ。
流行ってるやつ。
あれもダメだろうね。
期待して傷つくだけだろうね。
絶対行かないわ。
死ね。