2019-12-17から1日間の記事一覧
ショーペンハウアーの刑罰観。 罪を犯した者は一切の人権を奪われ、国家が民衆に対し、秩序を犯す者はこのような目に遭うというものを示す(記述上の刑罰の形骸化を防ぐ)ための道具として扱われる。 この方式の運用には徹底した冤罪の防止が必至ではあるが…
「人として云々」と言った語り口は、道徳や倫理を説く時によく用いられるが、それはあくまで社会(=ある程度の不利益を被る代りに独り生きるよりも多くの利益を得られるべき群)秩序の維持にのみ用いられるべき(人殺しをしてはいけない=群の中での自己安…
経験的事実、あるいは未だ反例が発見されていない自然法則について、その普遍性、絶対性は何に根拠を有するのだろう。 または、人間が次の瞬間突然に消え失せると言った一見荒唐無稽な説は、如何様に否定されるだろう。 反証不可能なものは絵空事であり、そ…