原田のゴミタメ。

私が語ることは、すべて接頭に「私にとって」が与えられねばならない。我儘で、自分勝手で、醜く幼い私の誇大妄想。私的な論理の飛躍は決して万人に敷衍されてはならないが、万人が私の妄想を否定したとき、もはや私には生きる必要がないと思われる。せつに、そう思うのである。

2019-12-23から1日間の記事一覧

己が認識する私の声と、他人が認識する私の声は全く異なり、後者は決定的に醜い。 この恐ろしい断絶は、決して認識するべきではない。

時たま思考が変な高みに行くことがある。 その時は、自分の実在に対する異常な懐疑、話の通じない狂信者の集団に放り込まれたような恐怖、人間の中身の赤黒い色彩についての生々しい吐き気などの、なんとも心騒ぐ考えが堂々巡りを起こすのである。