原田のゴミタメ。

私が語ることは、すべて接頭に「私にとって」が与えられねばならない。我儘で、自分勝手で、醜く幼い私の誇大妄想。私的な論理の飛躍は決して万人に敷衍されてはならないが、万人が私の妄想を否定したとき、もはや私には生きる必要がないと思われる。せつに、そう思うのである。

「ユーモアが理解できていない」とある人に言われたことがある。

そうなのか、と思った。

しばらくして、

「あの時のあの行動は、おかしいのではないか」と同じ人から怒られた。

個人的にはユーモアだと思っていたし、なんならクラス(卒業式での一幕だった)の総意で決行された、微笑ましいお道化であったと認識している。

ユーモアを理解できていないのはどちらか。

今思い出しても腹わたの煮える出来事である。

おそらく本人にこのことを伝えればこう言うのだろう。

「根に持つな」

なるほど、人は相手を傷つける発言をし、かつそのことを黙って忘れろと強要する権利を持つのか。

馬鹿じゃねえの。